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イヤホン
公開: 2026年5月13日更新: 2026年7月26日

ゼンハイザー vs ソニー|イヤホンはどっちがおすすめ?

Sennheiser掲載 4 機種
VS
Sony+14掲載 18 機種

ゼンハイザー(Sennheiser)とソニーのワイヤレスイヤホンを音質・ノイズキャンセリング・通話品質・コーデック・バッテリーの5軸で比較。aptX Lossless(Sennheiser)とLDAC(Sony)の本質的な違い、MTW4 vs WF-1000XM6の購入判断を用途別に解説します。

データ分布で見る立ち位置

イヤホン販売中の掲載67機種の分布の中で、SennheiserSony の現行モデルがどこに位置するかを、公式スペックと実勢価格の軸ごとに確認できます。

データ分布で見る立ち位置
イヤホン 販売中の掲載67機種

実勢価格の分布(販売中の掲載67機種)。Sennheiser 3機種 ¥10,909〜¥21,483 中央値 ¥16,500。Sony 17機種 ¥1,045〜¥383,206 中央値 ¥8,401。カテゴリ中央値 ¥12,601.5。Sennheiserは1万円台前半〜2万円台前半(価格取得済み3機種)、Sonyは1,000円台〜38万円台(17機種)に分布しています。両ブランドの候補が並ぶのは1万円台前半〜2万円台前半の帯で、カテゴリ全体の中央値は¥12,602です。

Sennheiser3機種¥10,909〜¥21,483中央値 ¥16,500
Sony17機種¥1,045〜¥383,206中央値 ¥8,401
実勢価格の分布(円・1ブロック=1機種)
Sennheiserの現行モデルSonyの現行モデルその他の掲載機種1ブロック=1機種中央値 ¥12,601.5

💡 グラフのバーをタップすると、この下にその区間の商品一覧が表示されます

データで読む: 実勢価格

Sennheiser1万円台前半〜2万円台前半(価格取得済み3機種)、Sony1,000円台〜38万円台(17機種)に分布しています。両ブランドの候補が並ぶのは1万円台前半〜2万円台前半の帯で、カテゴリ全体の中央値は¥12,602です。価格未取得のモデル(Sony 1機種・Sennheiser 1機種)は、分布とブロックに含まれません。Sony IER-M7(¥383,206)は表示範囲外のため、グラフ端に白抜きで示しています(区間一覧には現れません)。

出典: メタっぴ 参考価格集計(価格取得済みの64機種・販売中の掲載全67機種・2026-08時点)。実勢価格は楽天市場・Yahoo!ショッピングの取得価格にもとづき日次更新されます。
※ 掲載機種数や価格帯の違いはラインナップ構成の違いであり、ブランドの優劣を示すものではありません。

シリーズ・グレードの全体像

Sennheiser は IE PRO・ACCENTUM True Wireless・MOMENTUM True Wireless の3シリーズSony は MDR-EX・WF-C・Float Run / WI-C・LinkBuds・1000X・IER の6シリーズ構成です。掲載分のグレード展開は、Sennheiser がエントリーからハイエンドまで、Sony がエントリーからハイエンドまでです。
SennheiserSony
IE PROプロ用モニターの定番ACCENTUM True Wireless上位の音を継ぐ中核ラインMOMENTUM True Wireless音質を極めたフラッグシップMDR-EXケーブルで聴くSonyの音WF-C手頃に始めるANCワイヤレスFloat Run / WI-C首掛けで聴くワイヤレスLinkBuds装着の自由を広げるライン1000X進化し続けるNCの看板ラインIER緻密な音場を届けるIEM
ハイエンド該当なし該当なし
700365代表
該当なし該当なし該当なし
WF-LC900代表
WF-1000XM6
IER-M9
IER-M7
ミドル
509171
700262代表
該当なし
MDR-EX650AP
該当なし
WI-OE610
WF-LS900N代表
WF-LS910N
WF-L910
該当なし該当なし
エントリー
508940代表
該当なし該当なし
MDR-EX155
IER-EX15C
MDR-EX15AP
WF-C510代表
WF-C710N
WI-C100
該当なし該当なし該当なし

出典: メタっぴ掲載カタログ(現行販売中モデルのみ・グレード分類は当サイトのシリーズ整理にもとづく編集部分類)。「代表」=下の「グレード別で代表モデルを比較」で対面比較するモデル。

グレード別で代表モデルを比較

ラインナップをまとめて並べると価格帯が離れすぎて比べにくいため、各ブランドのグレード(ハイエンド・ミドル・エントリー)ごとに代表モデルを並べています。代表モデルは各グレードの掲載機種から自動選出しています(AIスコア順・実勢価格を取得できているモデルを優先)。

ハイエンド

Sennheiser 1機種Sony 4機種

Sennheiserハイエンド
MOMENTUM True Wireless 4
MOMENTUM True Wireless 4
Bluetooth 5.4 ・ 対応 ・ 本体7.5時間+ケース22.5時間=合計30時間 ・ IP54

Sennheiser完全ワイヤレスの最上位。ワイヤレスでもCD品質に迫る解像感と自動調整ANC、置くだけ充電まで揃え、音質と使い勝手をどちらも妥協したくない人向けのフラッグシップ。

Sonyハイエンド
LinkBuds Clip
LinkBuds Clip
Bluetooth 5.3 ・ 非対応 ・ 本体最大9時間 ・ IPX4

耳をクリップで挟むイヤーカフ型のSonyオープンイヤーTWS。骨伝導センサーで自分の声を検知する通話向け設計と、長時間のバッテリー持ちを重視するテレワーカー・長距離移動向け。LinkBuds Openとは装着方式が異なる。

MOMENTUM True Wireless 4商品ページ
LinkBuds Clip商品ページ
価格価格確認中¥18,30533%OFF
接続方式Bluetooth 5.4Bluetooth 5.3
ノイズキャンセリング対応(ハイブリッドANC)非対応
再生時間本体7.5時間+ケース22.5時間=合計30時間本体最大9時間(ケース込み最大37時間)
防水性能IP54IPX4
AIスコア70.077.0
レビュー★4.00 (3)

ミドル

Sennheiser 2機種Sony 5機種

Sennheiserミドル
ACCENTUM True Wireless
ACCENTUM True Wireless
Bluetooth 5.3 ・ 対応 ・ 本体8時間+ケース20時間=合計28時間 ・ IP54

最上位と同じ心臓部の音を手頃な価格帯で継ぐ中核モデル。装着の安定感も高く、Sennheiserの音は欲しいがフラッグシップまでは要らない、コスパ重視の人の標準解。

Sonyミドル
LinkBuds S
LinkBuds S
Bluetooth 5.2 ・ 対応 ・ 本体6時間+ケース14時間=合計20時間 ・ IPX4

後継のLinkBuds Fit登場で旧世代となったSonyのANCミドル。実売価格が下がった局面では、LDAC対応の軽量ANCをコスパよく入手できる選択肢。最新の装着設計やコーデック対応を求めるなら後継機を選びたい。

ACCENTUM True Wireless商品ページ
LinkBuds S商品ページ
価格¥16,500¥21,12020%OFF
接続方式Bluetooth 5.3Bluetooth 5.2
ノイズキャンセリング対応(ハイブリッドANC)対応(デュアルノイズセンサーテクノロジー)
再生時間本体8時間+ケース20時間=合計28時間本体6時間+ケース14時間=合計20時間(NC ON時)
防水性能IP54IPX4
AIスコア72.088.9
レビュー★4.66 (83)
総評

実勢価格は 700262 が1万円台半ば、WF-LS900N が2万円台前半で、WF-LS900N の方が高価です。

エントリー

Sennheiser 1機種Sony 9機種

Sennheiserエントリー
IE 100 PRO
IE 100 PRO
有線 ・ 非対応

SennheiserのIE PROシリーズのプロ向け有線IEM入口モデル。1万円台でプロオーディオブランドのモニターサウンドを体験でき、音楽制作・ゲームの定位感重視・ライブのステージモニターに使いたい人向け。

Sonyエントリー
WF-C510
WF-C510
Bluetooth 5.3 ・ 非対応 ・ 本体最大11時間+ケース最大11時間=合計22時間 ・ IPX4

Sonyエントリー帯の完全ワイヤレス。先代WF-C500から本体バッテリーを2倍以上に改善し、外音取り込みとマルチポイント接続を新搭載。1万円以下でソニーの信頼性・コンパクト設計・外音取り込みを揃えたい入門層向け。

IE 100 PRO商品ページ
価格¥10,90923%OFF¥8,40115%OFF
接続方式有線(3.5mmステレオミニ)Bluetooth 5.3
ノイズキャンセリング非対応非対応
再生時間本体最大11時間+ケース最大11時間=合計22時間
防水性能IPX4
AIスコア73.794.0
レビュー★4.50 (2)★4.60 (458)
総評

実勢価格は 508940 が1万円台前半、WF-C510 が8,000円台で、508940 の方が高価です。

※ グレード分類(ハイエンド/ミドル/エントリー)は当サイトのシリーズ整理にもとづく編集部分類で、各商品ページの「データで見るこのモデル」と同じ分類です。価格・AIスコアは掲載データから自動反映されます。

こんな人にはこっち

毎日の電車通勤・オープンオフィスで人声まで遮断したい

Sony

Sony WF-1000XM6のQN3eプロセッサーは、中域の人声・会話音・キーボード音への遮断が業界最高クラス。電車の雑音と同僚の会話が混在する環境でSonyのANC技術が特に効果を発揮する。Sennheiser MTW4のANCは有効だが、『音楽の自然さを維持するANC』チューニングのため積極的な人声遮断を求めるシーンではSonyが明確に上回る。

Snapdragon Sound対応AndroidでBluetooth経由のロスレス伝送を体験したい

Sennheiser

Galaxy S25シリーズ・Xperia 1 VIIなどSnapdragon Sound対応のAndroidスマートフォンを使用している場合、Sennheiser MTW4のaptX LosslessでCD品質(16bit/44.1kHz)のロスレスBluetooth伝送を実現できる唯一の選択肢。SonyのLDACは最大990kbpsで非圧縮相当だが技術的にロスレスではない。なお、iPhoneではaptX Losslessの恩恵はなく、どちらもAAC接続になるため恩恵を受けられない。

テレワーク・リモート会議で通話品質を最優先したい

Sony

Sony WF-1000XM6はAIビームフォーミング+骨伝導センサー+8基マイクで『Sony史上最高の通話品質』をうたう。Web会議での声の鮮明さ・背後ノイズカットはSennheiser MTW4を上回る評価が多い。MTW4は屋外・風がある環境でのマイクノイズ処理が弱点とされており、毎日のリモートワークを想定するなら通話品質で安定しているSonyを選ぶべき。

クラシック・ジャズ・ボーカル曲を自然な音でじっくり聴きたい

Sennheiser

Sennheiser MTW4は中域・ボーカル・アコースティック楽器の自然な再現が強み。Major HiFiは『Vocals and acoustic instruments sound natural and well-defined』と評価。クラシックのストリングス、ジャズのボーカル、アコースティックギターなど素直な音・定位感を重視するリスニングスタイルにはSennheiserのHD 800系譜のアプローチが向く。Sonyはエンタメ最適化の低域調整が入るため、原音忠実リスニングではSennheiserが上。

フライト・長距離出張でケース込みバッテリーを重視したい

Sennheiser

Sennheiser MTW4はケース込み最大30時間(本体7.5時間)でSony WF-1000XM6のケース込み24時間(本体8時間)を6時間上回る。長時間フライト(国際線10〜14時間)での追加充電回数に影響する差。本体単体のバッテリーは両者ほぼ同等(7〜8時間)だが、ケースを充電器なしで持ち歩く出張ビジネスパーソンにはMTW4の余裕が魅力。

SonyのLDACエコシステムとBRAVIA・ウォークマンを一体で楽しみたい

Sony

LDACの開発元であるSonyは、WF-1000XM6をWalkman・BRAVIA・Xperiaと有機的に連携させるエコシステムを持つ。Sony Sound Connect(旧Headphones Connect)アプリでのNC自動最適化・DSEE Extreme(AIハイレゾ補完)・360 Reality Audioも含め、Sony製品ユーザーには純正エコシステムの恩恵が大きい。Sennheiserにはこの規模のエコシステムはなく、単体性能で勝負するブランドである。

2社の思想・スタンスの違い

スペックの優劣だけでは見えない、各ブランドが何を大事にしているかを比較できます。

Sennheiser思想
1945年の創業以来、『Hear the Truth』—真実の音を届ける—が揺るがぬ使命だ。HD 800のオープンバック技術で培った音響工学の精度を、MOMENTUMシリーズはTWSに昇華させた。aptX Losslessで音楽をCDと同等のロスレス品質でワイヤレス伝送できる今、SennheiserはBluetooth接続の最後の妥協点を排除しようとしている。エンタメ向けに音を着色しない、素直で誠実な音作りこそがドイツ音響工学が78年かけて積み上げた哲学の核心だ。

1945年ドイツ創業。aptX LosslessとHD 800譲りの原音哲学で届けるプレミアムTWS

Sony思想
LDACを自ら開発し、世界中のAndroidデバイスに普及させた。QN3eという3倍速のAIプロセッサーで8基のマイクを制御し、骨伝導センサーで骨格から声を拾うことで、通話という日常体験を業界最高峰に引き上げた。Sonyの技術哲学は数値で証明できる性能の積み重ねにある。毎世代のANC性能更新・LDAC→LC3という規格対応の一貫性が、WF-1000XMシリーズを『最高の完全ワイヤレスの代名詞』として認識させてきた理由だ。

QN3eとLDACの生みの親。ANCと通話品質で毎世代業界の天井を塗り替え続ける

各ブランドの強みと注意点

Sennheiser

強み

  • aptX Lossless(Snapdragon Sound対応Android限定)でCD品質の16bit/44.1kHzをBluetooth経由でロスレス伝送。Sonyの LDAC とは異なるアプローチで、技術的なロスレス伝送は現状Sennheiserのみが提供する
  • TrueResponseダイナミック7mmドライバーによる中域・ボーカルの自然な再現。HD 800系譜の原音忠実哲学をTWSに展開。クラシック・ジャズ・アコースティック楽器の定位感と自然さで定評がある
  • MTW4はケース込み最大30時間バッテリー(本体7.5時間)でSony WF-1000XM6の24時間を6時間上回る。急速充電8分→1時間も搭載
  • LC3(LE Audio)・Auracast™・Bluetooth 5.4という最新規格を全て搭載。将来の公共スペース音声配信エコシステムへの先行対応
  • 実売¥27,000〜¥32,000台(公式定価¥49,940から大幅値下がり)でaptX Lossless・LC3・Auracastを揃えられるコスパ

注意点

  • aptX LosslessはSnapdragon Sound対応Androidデバイス限定。iPhoneユーザーはAAC接続になりSennheiserの最大差別化ポイントが消える。ANC・通話品質でもSonyに劣るため、iPhoneユーザーにはSennheiserを選ぶ合理性が大きく低下する
  • ANCは『音楽の自然さを優先する』設計のため、Sonyのような積極的な中域人声遮断は行わない。電車・オフィスで徹底的に静かにしたい用途ではSonyが明確に上回る
  • 通話品質(6基マイク)は屋外・風がある環境でのノイズ処理が弱点。Web会議でのクリアな音声伝達を最優先する在宅ワーカーにはSonyが安定している

Sony

強み

  • QN3e+V2デュアルプロセッサー(前世代比約3倍速)・8基マイク・骨伝導センサーによるANC+通話品質が業界最高クラス。電車・オフィスの人声遮断と屋外通話での明瞭度で競合を引き離す
  • LDAC(最大990kbps)の開発元として、Android端末全般に広く普及。XperiaのみならずGalaxyやPixelでも高音質ワイヤレス体験を提供。Sony Sound Connect(旧Headphones Connect)の10バンドEQ・DSEE Extreme・360 Reality Audioで音楽体験をカスタマイズ
  • WF-C710N(1万円台半ば・ANC搭載)からWF-1000XM6(3万円台後半)まで価格帯が広い。通勤入門から最上位までSonyブランドで一貫したUXを提供
  • BRAVIA・ウォークマン・Xperiaとのエコシステム連携。マルチポイント・LC3(LE Audio)・ワイヤレス充電(XM6)も搭載
  • WF-1000XMシリーズは複数の専門メディア(SoundGuys・What Hi-Fi?等)で毎世代最高評価を獲得してきた実績がある

注意点

  • aptX Lossless非対応。SonyはLDAC推進のためaptX Losslessを採用しない。Snapdragon Sound対応Android端末でのロスレスBluetooth伝送を求めるユーザーにはSennheiserが唯一の選択肢
  • WF-1000XM6のバッテリーはケース込み24時間。MTW4(30時間)と比べ6時間短く、長距離フライトや丸1日充電できない環境では差が出る
  • Sonyはバランス型にエンタメ向けの低域調整が入るため、Sennheiserの素直で着色のない中域を好む原音忠実派のオーディオファンには物足りない場合がある

こんな人は後悔するかも

あらかじめ「合わない人」を知っておくと、買ったあとのギャップを避けられます。

Sennheiserを選ぶと後悔しやすい人

  • iPhoneユーザー:aptX LosslessはSnapdragon Sound対応Androidデバイス限定。iPhoneではAAC接続になり、Sennheiserの最大差別化ポイントであるロスレス伝送の恩恵が全くない。ANC性能・通話品質でもSonyに劣る点を考慮すると、iPhoneユーザーにはSonyまたはBoseの方が合理的な選択になる
  • 電車・オープンオフィスで人声を徹底的に遮断したいユーザー:MTW4のANCは『音楽の自然さを維持しながら遮音する』設計。隣の会話・キーボード音の遮断にSonyのQN3eほどの積極さはない。毎日の通勤・オフィスで世界が静かになる体験を求めるならSonyが明確に上
  • テレワーク・Web会議で声の鮮明さを最優先する在宅ワーカー:屋外・風がある環境でのMTW4のマイクノイズ処理は複数レビューで弱点と指摘されている。毎日のリモートワークで通話品質を最優先するならSony WF-1000XM6が安定している
  • Sennheiserのプロブランドにプロ音質を期待しすぎた人:MTW4の音質は高水準だが、HD 800のオープンバック音場がTWSで再現されるわけではない。TWS向けにチューニングされた音としての評価が正確で、過度な期待は禁物

Sonyを選ぶと後悔しやすい人

  • Snapdragon Sound対応Android端末を持ちaptX Losslessでロスレスを体験したかったAndroidユーザー:SonyはLDAC推進派でaptX Losslessを採用しない。Snapdragon Sound対応端末(Galaxy S25・Xperia 1 VII等)を持つユーザーがCD品質のロスレスBluetooth伝送を体験したい場合、Sennheiser MTW4が唯一の選択肢になる
  • 中域・ボーカルの『自然な素直さ』を最優先するオーディオファン:SonyはバランスとエンタメよりのANC最適化が入る音作り。Sennheiserの着色のない原音忠実な中域に慣れると、Sonyがわずかにエンタメ寄りに感じる場合がある
  • ケース込みの長時間バッテリーを最重視する人:XM6のANC ON ケース込み24時間に対しMTW4は30時間。6時間の差が長距離フライト・丸1日の外出での充電頻度に影響する
  • 2万円台後半〜3万円台前半で最上位を探していた人:MTW4(2万円台後半〜3万円台前半)とXM6(3万円台後半)は価格帯が重ならない。バッテリー・aptX Losslessでは MTW4 が優位な部分があるなか、上位価格帯に踏み込むXM6の優位はANC・通話品質に集約される

よくある質問

比較・優劣を知りたい

QSennheiserとSony、ノイズキャンセリングが強いのはどっち?
最上位同士の比較では、Sony WF-1000XM6が優位です。QN3eプロセッサーと8基マイクにより、特に中域の人声・オフィスの会話音への遮断は業界最高クラスです。Sennheiser MOMENTUM True Wireless 4も有効なANCを搭載していますが、『音楽の自然さを維持しながら遮音する』という設計思想のため、Sonyほど積極的な人声遮断を行いません。電車・オフィスでの遮音を最優先するならSony、音楽リスニング時のANCで十分という場合はSennheiserも十分に機能します。
QSennheiserのaptX LosslessとSonyのLDAC、どちらが高音質?
技術的なアプローチが異なります。SennheiserのaptX LosslessはSnapdragon Sound対応のAndroid端末限定で16bit/44.1kHz CD品質のロスレスBluetooth伝送を実現します。SonyのLDACは最大990kbpsで非圧縮相当の音質伝送ですが厳密にはロスレスではありません。どちらもAndroid限定でiPhoneでは恩恵がありません。真のロスレス伝送にこだわる・Snapdragon Sound対応Android端末を持つならSennheiser、LDACエコシステムとSony製品との連携を重視するならSonyという棲み分けです。

購入前の不安を解消したい

QSennheiserのMTW4をiPhoneで使っても問題ありませんか?
iPhoneでも使用できますが、SennheiserのMTW4のaptX Losslessの恩恵は受けられません。iPhoneとの接続はAACコーデックになるため、Sony WF-1000XM6(こちらもiPhoneはAAC接続)と音質面での差はほぼなくなります。iPhoneユーザーにとってはaptX Losslessを活かせる機会がないため、ANC性能・通話品質・エコシステムで優れるSonyを選ぶ合理性が高まります。
QSennheiserはSonovaに買収されましたが、品質に影響はありますか?
2021年の消費者部門売却後も『Sennheiser』ブランドはSonova Consumer Hearingによってライセンス使用されており、品質への影響は表面上は見られません。MOMENTUM True Wireless 4(2024年)はWhat Hi-Fi?・SoundGuys・Major HiFiなど専門メディアで高評価を獲得しており、『Sennheiserらしい音作り』は維持されているという評価が多数です。一方でプロ部門(マイク・放送機器)は引き続きSennheiser electronic GmbHが運営しており、ブランドの根幹は維持されています。

どこで・いつ買うか決めたい

QSennheiserとSony、今(2026年)買うならどっち?
用途と端末によって答えが変わります。(1)Snapdragon Sound対応Androidスマートフォン使用・音楽リスニング重視・通話用途が少ない→Sennheiser MTW4(2万円台後半〜3万円台前半・aptX Lossless)。(2)毎日の通勤・テレワーク・Web会議でANCと通話品質を最優先・LDACエコシステムを活かしたい→Sony WF-1000XM6(3万円台後半)。(3)iPhoneユーザー→Sony WF-1000XM6(aptX Losslessの恩恵がないためSennheiserの最大優位点が消える)。

後悔しないための確認

QSennheiser MOMENTUM True Wireless 4を買って後悔しやすい人の特徴は?
以下の方は注意が必要です。(1)iPhoneユーザー—aptX LosslessはSnapdragon Sound対応Androidデバイス限定で、iPhoneではAAC接続になりSennheiserの最大差別化ポイントが消える。ANC・通話品質でもSonyに劣るため、iPhoneユーザーはSonyを選ぶ合理性が高い。(2)毎日の通勤で人声・会話音を完全遮断したい人—MTW4のANCは音楽の自然さ優先のためSonyのQN3eのような積極的人声遮断はしない。オフィス・電車で世界が静かになる体験を最優先するならSonyが上。(3)テレワーク中心で通話品質を重視する在宅ワーカー—屋外・風がある環境でのマイクノイズ処理が弱点。Web会議でのクリアな音声はSonyが安定している。
QSony WF-1000XM6を買って後悔しやすい人の特徴は?
以下の方は注意が必要です。(1)Snapdragon Sound対応Android端末を持ちaptX Losslessを体験したかった人—SonyはaptX Lossless非対応のため、この用途ではSennheiser MTW4が唯一の選択肢。(2)中域・ボーカルが自然でクリアな音を求めたオーディオファン—Sonyはバランスとエンタメよりの音作りのため、Sennheiserの素直な中域再現を好む層には物足りない場合がある。(3)ケース込みの長時間バッテリーを重視した人—XM6の24時間に対しMTW4は30時間で、長距離フライトでの充電頻度に差が出る可能性がある。(4)2万円台後半〜3万円台前半で最上位を探していた人—MTW4(2万円台後半〜3万円台前半)が実売でその価格帯に入っており、ANC・通話品質以外の軸ではMTW4が上回る部分がある。

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SennheiserSony それぞれの他ブランドとの比較記事です。

Sonyと他ブランドの比較4件)

この記事の編集者
メタっぴ編集部
メタっぴ編集部
家電・ガジェット専門ライター

家電・ガジェットを中心に幅広いカテゴリの比較・解説記事を執筆する編集チーム。メーカー公式仕様・国内外の専門メディア・購入者レビューを横断したデータ分析をもとに、商品選びに役立つ情報をお届けします。