SonyのBRAVIAとLGのOLED evoテレビを価格・画質・音響・ゲーミング・サポートの5軸で比較。「BRAVIA 8のパネルはLG製」という構造的事実や、PS5専用Auto HDR Tone Mapping vs VRR165Hzの違いを代表モデルで解説します。
こんな人にはこっち
映画・配信メインで音響体験を最大化したい
BRAVIA 8のAcoustic Surface Audio+はスクリーン自体が振動して音を出す独自技術で、映像の口元からセリフが聞こえる定位感はどのテレビにも実現できない体験だ。Cognitive Processor XRがLG Display製WOLEDパネルの映像処理を最適化し、Dolby Vision IQが部屋の明るさに合わせて自動調整する。映画・ドラマの没入感を「映像と音の一体感」として最大化したいなら、SonyのBRAVIA 8が最有力候補になる。
PS5メインのゲーマー
SonyのAuto HDR Tone MappingはPS5とBRAVIAの組み合わせでのみ動作するエコシステム統合機能で、HDR映像設定を手動で触ることなく自動で最良値に設定する。BRAVIA 9(Mini LED)のゲームHDR表現(爆発・炎の輝き)やBRAVIA 8(有機EL)の黒の深さはPS5のゲームタイトルを最高水準で表示する。PS5一本に絞っているゲーマーにはSonyのエコシステム統合が最大の付加価値となる。
PC・Xbox・PS5のマルチゲーム機ゲーマー
LG G5のVRR最大165Hzはソニー製テレビの120Hzを上回り、高フレームレートPCゲームやXbox Series XとのHigh Refresh Rate接続に余裕を持って対応できる。HDMI 2.1×4ポート全対応でPS5・Xbox・PCゲーミング・Ultra HD Blu-rayを同時接続してもポートが余る。G-SYNC Compatible・AMD FreeSync Premiumで機器を選ばない。PS5専用機能よりも汎用性を優先するなら、LGが合理的な選択肢だ。
クラウドゲームをテレビ単体で楽しみたい
webOS 25はGeForce NOW(4K/120fps)・Xbox Game Pass・Amazon Lunaのクラウドゲーミングサービスに対応しており、ゲーム機不要でテレビ単体で高品質なゲームが楽しめる。BRAVIAのGoogle TVはクラウドゲーミングへのネイティブ対応が限定的なため、ゲーム機の追加購入コストなしでゲームを試したい人にはLGが圧倒的に有利だ。
5年以上の長期使用でスマートTV機能を維持したい
LGはwebOS 25の5年間OSアップデート保証を2025年モデル以降に明示しており、2030年まで最新のスマートTV機能とクラウドサービス対応を維持できる。Google TV(Sony)は公式なOSアップデート期間を明示していないため、長期的なアプリ対応・機能追加の継続性で不透明感がある。5〜7年スパンの買い替えサイクルを前提とするなら、LGのエコシステム維持保証が安心材料になる。
国内サポート・修理対応を重視する安心派
Sony BRAVIAは国内コールセンターと修理センターを備え、購入後の問い合わせから出張修理まで一貫した国内サポートを提供する。日本国内での販売実績・ブランド信頼性という点でも、Sony BRAVIAは長年の国内家電大手としての蓄積がある。LGも全国約70拠点・東京23区内72時間以内対応を目標としているが、「国産ブランドに近い安心感」を優先するならSonyが向く。
2社の思想・スタンスの違い
スペックの優劣だけでは見えない、各ブランドが何を大事にしているかを比較できます。
「映画館・スタジオの体験を家庭に持ち込む」ことを軸に、Cognitive Processor XRと有機EL駆動・PS5エコシステム統合で没入感を追求するエンタメ家電の専門集団。
XRプロセッサーとAcoustic Surface Audioで映像・音を一体化したエンタメ没入体験
自社グループ製造のOLEDパネルで有機ELテレビの標準を世界に定義し、webOSエコシステムとクラウドゲーミング対応で「テレビ体験のプラットフォーム化」を目指す映像の雄。
世界唯一のOLEDパネルメーカーと5年OS保証が保証するスマートTV体験の最高峰
各ブランドの強みと注意点
Sony
強み
- Acoustic Surface Audio+(BRAVIA 8)はスクリーン自体が振動して音を出す独自技術。映像の口元からセリフが聞こえる定位感はSony BRAVIAだけの体験
- PS5専用Auto HDR Tone MappingでPS5のHDR映像を自動最適化。設定不要で最高の画質が得られるソニーエコシステム連携
- BRAVIA 8はLG Display製WOLEDパネル+Cognitive Processor XRという組み合わせ。「パネルはLG製、映像処理はSony」という独自の完成形
- BRAVIA 9のXR Backlight Master Drive(22bit超小型LEDドライバー)で「4Kブラビア史上最高輝度」を達成した Mini LEDフラッグシップ
- Google TV搭載。Chromecastビルトイン・Googleアシスタント・主要配信サービス全対応で操作性が高い
注意点
- VRRは最大120Hz止まり。LG G5(165Hz)・C5(144Hz)に対してゲーミングリフレッシュレートで劣る
- webOS 25のような5年間OSアップデート保証がGoogle TVには明示されていない。長期スマートTV利用でのエコシステム維持に不透明感がある
- GeForce NOW・Xbox Game PassのようなクラウドゲーミングサービスにはBRAVIA単体で対応していない
LG
強み
- G5のPrimary RGB Tandem OLED(BGBR 4層発光・世界初採用)がピーク輝度2,200〜2,400nitsとΔE平均1.4の色精度を同時実現
- VRR最大165Hz(G5)・144Hz(C5)とHDMI 2.1×4ポート全対応でPS5/Xbox Series X/PCゲーミングを同時接続できる
- webOS 25でGeForce NOW(4K/120fps)・Microsoft Copilot・Xbox Game Pass・Amazon Lunaのクラウドサービスに完全対応
- 5年間の無償OSアップデートを公式保証(2030年まで)。購入後も最新スマートTV機能が維持される
- G5は製品登録で最長5年のパネル保証が適用(条件:2年目以降は技術料・出張料別途)
注意点
- 内蔵音響はC5(40W/2.2ch)・G5(60W/4.2ch)とも、Acoustic Surface Audio+のような「スクリーン振動で音を出す」独自体験は持たない
- DTS音声が非対応(C5/G5ともDolby Atmosのみ対応)。Blu-rayディスクでDTS-HD MA等を使う視聴者は要注意
- PS5向けAuto HDR Tone MappingはBRAVIA専用機能のため、LGではPS5のHDR映像を手動設定が必要
スペック比較
| 比較軸 | Sony | LG |
|---|---|---|
| 価格帯(65型) | BRAVIA 9: 実売480,000〜600,000円 / BRAVIA 8: 実売480,000〜550,000円 / BRAVIA 7: 実売250,000〜280,000円前後 | G5: 希望小売616,000円(実売400,000〜500,000円) / C5: 希望小売495,000円(実売305,000〜370,000円) |
比較メモ65型OLEDの実売価格帯はほぼ拮抗。C5はBRAVIA 8より実売で安いケースあり。Mini LED(BRAVIA 9)とOLED(G5)は同価格帯で別パネル種として選択肢が分かれる | ||
| パネル種別(フラッグシップ) | BRAVIA 9: Mini LED(XR BACKLIGHT MASTER DRIVE・22bit制御) | G5: Primary RGB Tandem OLED(BGBR 4層発光・世界初・MLA非搭載)👑 |
比較メモG5はMLAを廃止してPrimary RGB Tandem OLEDを採用。「G5はMLAで輝度アップ」は誤情報 | ||
| パネル種別(スタンダードOLED) | BRAVIA 8: WOLED(LG Display製・MLA第5世代) | C5: WOLED(MLA非搭載。C4のMLA搭載から後退)👑 |
比較メモBRAVIA 8のパネルはLG Display製WOLED。「LGのパネル+SonyのXRプロセッサー」という組み合わせ。C5はC4比でMLA後退するがプロセッサー進化で輝度は向上 | ||
| 映像処理エンジン | Cognitive Processor XR(人間の視覚・聴覚の認知特性に基づくAI映像処理) | α11 AI Gen2(G5・5,000領域以上の精密解析) / α9 AI Gen8(C5)👑 |
| ピーク輝度(参考値) | BRAVIA 9(Mini LED): 実測3,000nits超(概報) / BRAVIA 8(WOLED): 約330nits(SDR) | G5: 2,359cd/m²(AV Watch実測・Cinemaモード10%窓) / C5: 約1,000〜1,200nits(推定)👑 |
比較メモ輝度の測定条件(ウィンドウサイズ・モード)が異なるため単純比較は難しい。液晶のBRAVIA 9は輝度数値では上回る場合があるが黒の深さは有機ELに劣る | ||
| 内蔵音響 | BRAVIA 9: Acoustic Multi-Audio(8ユニット・70W・ビームトゥイーター天井反射)/ BRAVIA 8: Acoustic Surface Audio+(5ユニット・50W・スクリーン振動)👑 | G5: WOW Orchestra対応・60W/4.2ch(フルレンジ×4・ウーハー×2)/ C5: WOW Orchestra対応・40W/2.2ch |
| 音響の独自体験 | Acoustic Surface Audio+: スクリーン自体が振動して音を出す。映像中の人物の口元からセリフが聞こえる空間定位を実現(BRAVIA 8のみ)👑 | WOW Orchestra: LG対応サウンドバーと一体的な音場を形成(対応サウンドバーは別売り) |
比較メモDTS音声はLGが非対応(Dolby Atmosのみ)。Blu-rayのDTS音源再生を重視する場合はSonyが有利 | ||
| VRR最大Hz | BRAVIA 9/8/7: 最大120Hz(HDMI 2.1経由・VRR対応) | G5: 最大165Hz / C5: 最大144Hz👑 |
比較メモLGがVRR最大Hzで明確に上回る。PCゲーマーや高フレームレート重視のゲーマーはLGが有利 | ||
| PS5専用最適化機能 | Auto HDR Tone Mapping(PS5+BRAVIA専用・HDR映像を設定不要で自動最適化)/ Auto Genre Picture Mode(コンテンツ種別自動認識) | 非対応(G-SYNC Compatible・AMD FreeSync Premium・HGiGは対応。PS5のHDRは手動設定が必要)👑 |
比較メモAuto HDR Tone MappingはPS5+BRAVIA限定の独自機能。他社テレビでは使えない | ||
| クラウドゲーム対応 | 非対応(Google PlayのゲームアプリはBRAVIA 8/9等で利用可能な場合あり) | 対応(webOS 25でGeForce NOW 4K/120fps・Xbox Game Pass・Amazon Luna)👑 |
| HDMI 2.1ポート数 | BRAVIA 9/8/7/5: 全4ポートがHDMI 2.1対応 | G5/C5: 全4ポートがHDMI 2.1対応👑 |
| スマートOS | Google TV(Chromecastビルトイン・Googleアシスタント・Google Play対応・OSアップデート期間の明示なし)👑 | webOS 25(GeForce NOW・Microsoft Copilot・AIボタン搭載Magic Remote MR25・5年間OS無償アップデート保証) |
| メーカー保証・パネル保証 | 標準1年保証。国内コールセンター・修理センター対応👑 | 標準1年保証。G5は製品登録で最長5年パネル保証(2年目以降は技術料・出張料別途・無条件ではない) |
比較メモLG G5の5年パネル保証は「製品登録が必須」かつ「2年目以降の訪問修理は技術料・出張料が別途発生」する条件付き保証 | ||
こんな人は後悔するかも
あらかじめ「合わない人」を知っておくと、買ったあとのギャップを避けられます。
Sonyを選ぶと後悔しやすい人
- VRR 165Hzが必要なPCゲーマーやXbox Series Xユーザー(BRAVIAは最大120Hz止まり)
- BRAVIA 8 IIを期待していた人(QD-OLED搭載の2025年海外モデルは日本未発売・2026年5月時点)
- GeForce NOW・Xbox Game Passをテレビ単体で使いたい人(BRAVIAはクラウドゲーミング非対応)
- 5年間スマートTVアップデート保証を明確に求める人(Google TVは更新期間の明示なし)
LGを選ぶと後悔しやすい人
- PS5専用のAuto HDR Tone Mapping(自動HDR最適化・設定不要)が欲しい人(BRAVIA専用機能)
- Acoustic Surface Audio+のような「画面から音が出る」独自体験を重視する人
- DTS-HD MA等のDTS音声フォーマットを活用するBlu-rayコレクターの人(LGはDTS非対応)
- 国内修理対応の安定性と国産メーカーの安心感を最優先する人
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各ブランドの代表的なモデルです。詳細スペック・最安値は商品ページから確認できます。
Sonyの代表モデル
よくある質問
比較・優劣を知りたい
QSonyとLGのOLEDテレビ、どちらの画質が良いですか?
QBRAVIA 8のパネルはLG製って本当ですか?
QGoogle TVとwebOS 25はどちらが使いやすいですか?
購入前の不安を解消したい
QLGの有機ELテレビは焼き付きしませんか?
どこで・いつ買うか決めたい
QBRAVIA 8 IIは日本で購入できますか?
QSonyとLGのテレビはどこで買うのがお得ですか?
後悔しないための確認
QPS5でゲームをするならSonyとLGどちらが向いていますか?
QLGのG5を買って後悔する人はどんな人ですか?
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